イノベーションを加速させるために特許も公開するElon Musk
イーロン・マスク「全ての特許は競合他社の活動をスローダウンさせる。まるで他の船を沈没させるために水中地雷を自分の船のケツから海に放り込むみたいにね。そんな水中地雷を放り込みたくないんだ。 テクノロジー企業にとっての本当のアドバンテージは『いかにその会社がイノベーションを起こせるか』。それが『いかに同業他社をスローダウンさせたか』なんて競争じゃないんだよ。この世界がそうであってはならないんだ。」 これはその通りで、特許も著作権も本来「公開することで文化や技術全体を発展させる」ことが目的。権利ビジネスの話になりがちだが基素.icon
イーロン・マスク「テスラに関して言えば、他社が電気自動車を作ろうとしてるのを阻害するために特許訴訟を起こしたことなんて今まで1度も無い。我々はそんなことしない。だったら特許を守る必要すら無いよね」
インタビューワ「ええ分かりますよ。その発想を分かった上でそうした戦略にうって出るのはビジネス上のアドバンテージがあるってことですよね?」
イーロン・マスク「いや、無いよ。無いって。アドバンテージなんて無い。あったら僕が教えて欲しいぐらいだよ w ある?どう考えても無いよね?www」
Energy Meeting Place 2014
この件に関してイーロン・マスクが言ってることは一貫している。「イノベーションを加速すること」これしかない。
テスラ社内でも特許公開のアイデアには猛反対が合ったらしい
イーロン・マスクはこれに限らず常にイノベーションの重要性を語っている。例えばテスラやスペース X の主要ポジションへの求職者の就職面談の際にはイーロン・マスク自ら面談にあたり「あなたのキャリアの中で起こしたイノベーションは何でしたか?」と質問するらしい。どんな職種のどんなポジションであってもイノベーションの余地があり、デキる人は常にどんな状況でもやる。キラキラの経歴でも一切イノベーションを起こさなかった人や起こせない人は要らない、という考え。